マラソン・トレラン愛好家に多い「坐骨神経痛」
2025年06月1日

マラソンやトレイルランニングを愛する方に多い「坐骨神経痛」についてです。
・右のお尻から脚にかけて痺れや痛みが走る
・腰の右側もつらい
・お尻の筋肉が左と比べて痩せてきた
そんなお悩みで来院される方が増えています。
特に、自営業をされながら、週に何度もランや山トレーニングをされる50代の男性に多く見られます。
仕事も趣味も全力だからこそ、体の小さな悲鳴を見逃さないことがとても大切です。
坐骨神経痛とは?
「坐骨神経痛」とは病名ではなく、症状の名前です。
腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて走る神経「坐骨神経」に沿って、痛みやしびれが現れる状態を指します。
走ることが好きだからこそ陥りやすい罠
ランニングやトレランは、心肺機能だけでなく筋持久力も求められます。
でも、同じ動作を繰り返す特性上、特定の筋肉に負担が集中しやすいのです。
特に臀部(お尻)の筋肉は、走るときに体を支える重要な役割を果たしています。
そこが硬くなったり、疲労で筋力低下を起こしたりすると、神経を圧迫してしまい、痺れや痛みが出やすくなります。
さらに、片側だけ症状が強い場合、無意識のうちに体のバランスを崩し、痛いところが他にも増えるという悪循環に陥ってしまうことも。
「湿布と安静」だけでは不十分?
整形外科で「湿布を貼って安静に」と言われることもあります。
もちろん急性期には安静が必要ですが、動かさないと筋力が低下し固まってしまいます。
根本的な原因(筋肉の硬さ・バランスの崩れ)を放置したままでは、再発を繰り返すリスクが高いです。
特に「筋肉が痩せてきた」サインは要注意。
神経への圧迫が続いている可能性があり、放置すればするほど回復にも時間がかかるかもしれません。
鍼灸ができること

当院では、
・硬くなった筋肉を鍼で緩める
・ 神経の通り道を整える
・血流を促進して自然治癒力を高める
・体の使い方を見直すアドバイス
を行っています。
特に、坐骨神経に沿ったラインや、梨状筋周囲のアプローチに自信があります。
「もう趣味のランを諦めたくない!」
「自営業で忙しいからこそ、体をいい状態に保ちたい!」
そんなあなたを全力でサポートします。
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